歯周病とは
歯肉から歯根膜・歯槽骨など歯を支えている場所で起こる炎症を総称して「歯周病」といいます。
「歯肉炎」は歯肉だけが腫れたりなど炎症が起きている場合を指します。
歯根膜や歯槽骨など他の部位まで炎症が広がっていると「歯周炎」と言い方が変わります。
昔よく耳にした「歯槽膿漏」は歯槽骨などまで炎症が広がり膿が出ている状態を指しています。
歯周病になった人のほとんどは、「あまりわからなかった」というほど自覚症状が出ない病気です。
非常に進行速度が遅いため、気が付いたときには手遅れだったくらいなので注意が必要です。
歯肉が腫れて痛みを伴うなどの症状が長く続いた場合には、思っているよりも症状は進行していることが多く見ら
れます。
自然治癒が難しい病気なので、この状態で放置をすると悪い部分はさらに広がり、歯が抜け落ちていきます。